官足法を知っていますか?
先週末のヨガクラスでの会話。鎌倉付近のとあるお寺で、ヨガと官足法が一緒に学べるらしいと話題になりました。官足法とは?早速調べてみたところ、血液をキレイにする足もみ健康法とのこと。専用の棒などを使って老廃物を崩し、リンパに流してあげるのだそうです。台湾式なので、老廃物が溜まっている方にはかなり痛みがあるのだとか。
台湾出身の官有謀先生が創始した足もみ健康法です。
その原理は、人間の生命は究極的には血液に支えられているという考えに基づき、その血液をいかにきれいにするか、つまり腎臓機能をいかに高めるか、そしてその血液を全身にスムースに循環させるためにはどうすればいいか、このことに着目しました。誰にでも簡単にできる、そして何より効果抜群。健康を取り戻したい全ての人にお勧めします。
そしてもう一つ。この官足法をベースに開発されたKMR式官足法は、痛みが少なめで痛気持ち良く体質改善できるそう。私は自宅から通える範囲で施術してもらえる場所を探して、早速行ってみました。女性専用・完全予約制のサロンです。
簡単な問診の後にフットバスで足を温め、ベッドに仰向けになります。KMR式の棒とクリームを使い、丁寧にもみほぐしていきます。老廃物を崩してリンパに流す工程は気持ち良く、リンパドレナージュに近い感覚です。基本は二時間ですが、初回はお試しの一時間で終了。あっという間でした。終わった後はお白湯をいただき、崩した老廃物を排出しやすくします。足が軽く、トイレが近くなったのできちんとリンパに流れてくれた実感がありました。(数時間後、とても眠くなりました。好転反応だそうです)
KMR式官足法の良いところは、続けることによって身体の免疫力が上がり、体質改善につながるところ。そして何と言ってもセルフケアができるので自分や家族など大切な人にも施術してあげられるところだと思います。私もしばらく続けてみて、効果を実感したいです!
KMR式官足法療法院の本部は東京都国立市にあります。セルフケアできるグッズや書籍はインターネットでも購入できますので、サイトを覗いてみてくださいね。
紅葉とミニマリズム。
とある秋晴れの休日。紅葉が美しい北の丸公園の工芸館へ、インゲヤード・ローマン展を観に行ってきました。工芸館は明治時代に建設され、重要文化財にも指定されている素敵な建物です。窓から差し込む光が、より美しく作品を引き立てていました。
インゲヤード・ローマンはストックホルム出身の陶工、デザイナー。日本とスウェーデンの外交関係樹立150周年を記念して、東京国立近代美術館にて日本で初めての大規模な展覧会が行われています。機能性と使い心地にこだわり高い美意識によって生まれたガラス食器や陶磁器は、そのフォルムにうっとり見とれてしまうほどです。
1982年の初来日以来、日本に特別な関心を持つローマンは、日本でもいくつかの協働プロジェクトに参加しています。
2016年には、有田焼創業400年事業として、世界で活躍するデザイナーと有田の窯元の職人技術を融合し、有田焼の新たな魅力を発信する「2016/」プロジェクトに参加。明治8(1875)年創業の香蘭社とのコラボレーションによって《ティー・サービス・セット》を発表しました。
1910年創業の木村硝子店は、プロのためのガラス製品を企画開発する老舗の硝子店。ローマンと長年交流を深めていた木村硝子店代表が「自由にデザインしてほしい」とローマンにアプローチをし、2017年に11種類のアイテムが誕生しました。
どちらも収納した時にも美しく見えるようデザインされています。
展覧会にまつわるインタビュー記事も興味深いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
洗練された機能美をデザインする:インゲヤード・ローマン インタビュー | DIRECTION
2016年には、IKEAによるヴィークティグトコレクションと題して、手軽に彼女の作品が購入できるようになりました。
北の丸公園の紅葉は、今まさに見頃です。